2001-12-03 第153回国会 衆議院 予算委員会 第6号
さらに、 官僚流の保身から、銀行の貸倒引当金を多少積み増すことはあっても、検査が大手企業破綻の引き金を引く事態を招きたくない。それが証拠に、小泉内閣がまとめた「改革先行プログラム」最終案でも、「不良債権処理を実施しても公的資金の追加注入は不要」と記している。 特別検査の狙いは、不良債権の抜本処理とは全く別のところにある。
さらに、 官僚流の保身から、銀行の貸倒引当金を多少積み増すことはあっても、検査が大手企業破綻の引き金を引く事態を招きたくない。それが証拠に、小泉内閣がまとめた「改革先行プログラム」最終案でも、「不良債権処理を実施しても公的資金の追加注入は不要」と記している。 特別検査の狙いは、不良債権の抜本処理とは全く別のところにある。
総理、あなたは前回の就任以来、結局あなたがなさったこと、なさろうとしたことは、しょせん大蔵官僚流の経済合理主義、帳じり合わせにすぎず、大衆増税、福祉切り下げ、公共料金引き上げなど、国民の負担を一方的に強いる道でしかありませんでした。もしそうだとすれば、一体どこに政治というものの意味があるのでしょうか。
大蔵官僚流に申しますならば、災害対策費は三カ年に分割して、三・五・二の割合に配分すべきものときめ込んでおります。さらに、本年度は十二月以降に予算が執行されるのであるから、総事業費の三〇%程度の執行が限度であると説明しております。しかしながら愛知等三県というところは、北海道のように冬期間復旧事業が渋滞することはあり得ません。また交通運輸の面から見ても、あらゆる復旧建設を投入することも可能であります。
大蔵官僚流に申すならば、災害対策費は、三カ年に分割いたしまして、三・五・二の割合に配分すべきものときめているのであります。さらに、本年度は、十二月以降に予算が執行されるのであるから、総事業費の三〇%程度の執行が限度であると説明しております。しかしながら、被害地は、北海道のように冬期間復旧事業が渋滞することはあり得ないのでございます。
○辻(政)委員 今の御答弁は官僚流でありまして、はなはだ不愉快であります。趣旨をもつともと認めながら実行しない。そうでしよう。この委員の中には建設省は一人も入つていない。たつた二人の委員を増すのに、制限を受けて増せないというほど厳格なものではないでしよう。十七名になつたら多過ぎる、十五名がいいというようなりくつがあるか。